体験レポート
富山西部ワーケーションモニターツアー(高岡、小矢部、氷見)
Posted : 2024.02.22
from : 富山県高岡市
2023年2月1日(水)〜4日(土)の4日間、ワーケーションに関心がある全国のテレワーカーや会社員7名が集まり、富山西部エリア(高岡、小矢部、氷見)でワーケーションモニターツアーを実施しました。
主にチームビルディングを目的とした今回のワーケーションプログラムでは、eスポーツやホッケーなどのアクティビティを通して、参加者同士の交流を深めました。
実際、日を重ねるごとに参加者同士が仲良くなり、解散時は皆さん名残惜しそうな姿が見られ、何度も「またどこかで会いましょう!」と、握手して別れていたのが印象的でした。
コロナ禍が落ち着き、オフィス回帰の流れもある中、ワーケーションに求めるものとして、チームビルディングを挙げる企業も少なくありません。本レポートが、チームビルディングに関心のある皆様の参考になれば幸いです。
今回体験したワーケーションプログラムはこちら
富山県西部エリア3市を巡るワーケーション
富山西部エリアは、海越しに望む立山の絶景やキトキトの魚(新鮮な魚)が自慢の「氷見・射水」、世界遺産や国宝などの歴史や文化が有名な「高岡・南砺」、四季折々の花や緑の彩りが魅力の「砺波・小矢部」の6市で構成されています。
今回はその6市から「高岡・小矢部・氷見」の3市を舞台にワーケーションを体験しました!
1日目 高岡市 駅前の勉強カフェでワーク&eスポーツ体験
まず、1日目は富山県西部の中心に位置する高岡市を巡ります。北陸新幹線の停車駅「新高岡駅」もあり、県庁所在地の富山市に次ぐ、県内第2の都市です。
初日は平日ということもあり、オリエンテーションは、就業時間後の17時半に設定。それまでは、各自自由にあいの風とやま鉄道の高岡駅直結のワークスペース「勉強カフェ高岡」で仕事をしました。
「勉強カフェ高岡」は、「大人がゆっくり勉強できる場所がない」という思いから生まれた施設。壁で仕切られたスペースもあり、参加者からは「集中して仕事ができた」という感想が多く寄せられました。
施設の詳細はこちらの記事に掲載されています。
17時に全員が集合した後に向かったのは、富山県高岡市のeスポーツ施設 Takaoka ePark。ここは、地元の子どもたちも利用しており、地域の交流の場になっています。
オリエンテーションに参加した後、みんなでeスポーツを体験しました。
2日目 高岡市 子連れに嬉しいコミュニティスペース「ippo」へ
2日目の午前中は、高岡市のコミュニティスペース「ippo(いっぽ)」へ。
ワークスポットとしての利用はもちろん、ママ会やサークル、イベント、教室など、地域の方々に幅広く利用されている場所です。
施設の詳細はこちらの記事に掲載されています。
2日目 小矢部市
ホッケー体験
午後は、お隣の小矢部市へ。小矢部市は、フィールドホッケーが有名。
市を拠点に活動する「小矢部RED OX」という社会人ホッケーチームもあり、ホッケー好きが高じて、移住する人もいるのだとか!
今回、「小矢部RED OX」の協力を得て、フィールドホッケー体験を実施。初めてフィールドホッケーを体験する人が多く、講師からレクチャーを受けている参加者の皆さんも真剣!!
ボールをパスするときには、「相手の名前を呼んでボールを渡すこと」という講師からの指導があり、自然と相手の名前を呼び合うようになり、コミュニケーションが活発になっているのを感じました。
富山の冬はダウンジャケットなど厚手の上着が欠かせませんが、ホッケー後は体が温まったのか、上着を手に持って移動していたのが印象的でした!
当日の様子はこちらの記事に掲載されています。
3日目 小矢部市 過ごし方は自由。仕事したり、買い物したり
ワーケーションのツアーでよく見かけるのが、アクティビティが多いツアー。
その土地の魅力を知ってもらいたいという企画者側の気持ちは理解できるものの、たとえモニターツアーであっても、仕事時間を取れなければ、ワーケーションを体験したとは言えません。そこで、3日目は参加者が自由に選択できるようにしました。
小矢部市での仕事場となったのは、「コミュニティビルめる・びる」。
小矢部の人々や小矢部に立ち寄る人々が、気軽に集える交流地点で、あいの風とやま鉄道の石動駅から徒歩2分の場所にあって便利です。
滞在した2階は多世代交流サロンスペースとして、常時無料開放されている場所で、Wi-Fiもあり、学生の勉強場所などにも利用されています。
施設の利用料などの詳細はこちらの記事に掲載されています。
3日目 氷見市 夜はバーで、仲が深まる
夜は、氷見市内の商店街にオープンした「蔵ステイ池森」のバーへ。
かつて、時計店だった趣のある空き店舗を改装した宿&酒barは、蔵をイメージしたというだけあって、とても落ち着く場所。
蔵ステイ池森はツイン3部屋のみの小さい宿ですが、入り口にバーを併設した理由は「地元の人と旅人がふれあえる場所を作りたかったから」と女将。
「蔵ステイ池森」に関連する記事はこちら
最終日 氷見市 細工かまぼこ作りと氷見の寒ぶりを堪能
最後の滞在地となる氷見市は、富山県随一の水揚げ量を誇る氷見漁港がある街で、キトキトなお魚を求めて、多くの観光客が訪れる場所でもあります。
漁港のすぐそばにある「氷見市漁業文化交流センター」は、氷見の魚や漁業を学べる体験施設「ひみの海探検館」があり、持続可能な漁法と言われる「越中式定置網」の展示を見ることができます。
また、富山名物・細工かまぼこの絵付けを体験することもできます(3日前までに要予約)。
施設の詳細はこちらの記事に掲載されています。
すっかり仲も深まった参加者たち。別れを惜しみながら、最後の食事を楽しみました。
最後は、すっかり富山ファンになった参加者の皆さん。最終日に、氷見市にあるコミュニティスペース ヒラクでモニターツア ーを振り返るワークショップを開催。
2つのグループに分かれて、富山西部 のワーケーションについて考えるグループワークを行いました。参加者自身チームビルディングや体験を通して地域への関心や想いが高まっていたこともあり、多くのアイディアや意見が飛び交いました。
いかがでしたでしょうか?ぜひ皆さんも富山西部へワーケーションにお越しください!
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