体験レポート
ワーケーションツアーを振り返る 立山町でブレスト会を開催
Posted : 2021.03.30
2021年3月16日(火)~18日(木)に立山町周辺で開催されたワーケーションツアーの一環として、ツアーを振り返って富山のワーケーションについてを考えるブレスト会を「Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)」にて実施いたしました。その開催レポートをお届けします。
富山ワーケーションの良い点・悪い点
今回のツアーに参加していただいたのは、東京や大阪などから8名。いずれも人事担当者や新規事業開発の担当者など、日ごろから人と交流しアイディアに溢れる方々に参加していただきました。
まずは各グループで、今回のワーケーションツアーの良かった点・悪かった点を話し合って発表しました。良かった点として、「富山に愛着を持っている移住者と交流したことで、自分たちと富山の距離も近づいた」「ロケーションが素晴らしかった」「仕事も捗った」といった意見が出ました。一方で、「飲食店やワークスペースが少ない」「移動手段が限られている」といった改善点が話し合われました。
富山のワーケーションプランを考える
発表し合った良い点・悪い点をふまえて、自分たちで富山のワーケーションプランを考えるワークショップを行いました。
各班から「宿泊施設が会員制のコミュニティを作り、毎月交流を続けて一緒に場づくりをしていけば、また泊まりに来てもらえるのではないか」「富山の人を中心にしたプランにすることで、またその人に会いに来たくなるのではないか」など、一度きりの滞在で終わらない、何度も足を運んでもらえるような工夫のあるプランが発表されました。県外在住のみなさんの視点でアイディアをいただけたことは、とても有意義だったと思います。
参加後は、「Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)」のレストランに用意していただいたお弁当をいただきました。立山連峰から富山湾までを見渡せる、素晴らしいロケーションでお弁当を食べる。この非日常のなかに日常を感じられる体験が、富山でのワーケーションの醍醐味のようにも感じました。
富山県では、2021年4月以降にもツアーやワークショップを企画していく予定です。また、ワーケーションの取り組みが民間企業にも広まっていくよう、これからもワーケーションの魅力をさまざまな形で伝えていきたいと思います。