2023年3月16日(木)〜18日(土)に開催された、黒部市ワーケーショントライアルプログラムの潜入レポートをお届けします。

今や日本各地でワーケーションのイベントやプログラムが実施されています。

「ワーケーションって聞いたことあるけど何するの？？」

と思われる方も多いのではないでしょうか？

今回の記事では、富山県のワーケーションについて体験した内容を詳しくレポートしていきます！興味がわいた方は、ぜひご自身でも体験してみてくださいね。

今回体験したワーケーションプログラムはこちら

１日目　黒部市施設でワーク＆地域の方との交流DAY

――12:30  あいの風とやま鉄道 黒部駅に到着！
大阪からは、サンダーバードと北陸新幹線、そして、あいの風とやま鉄道を乗り継いで約４時間！初めて黒部市に降り立ちました。
（東京からは、北陸新幹線でJR黒部宇奈月温泉駅まで最短約2時間20分で到着します。）

早速テレワークを…の前に、まずは腹ごしらえです。

――13:00
黒部駅前にある「ホテルアクア黒部」の１階にある中華料理屋「藍菜坊」にてランチをいただきます。

めちゃくちゃおいしい！写真は飲茶定食でして、なんとランチはドリンクバー付き！
富山のご飯に舌鼓を打ち大満足なランチとなりました。

――14:00

心地よい眠気に襲われながらも、ちゃんと仕事もしますよということで本日のワーク会場「K-HALL」に向かいます。

K-HALLは黒部駅前のまちづくりの一環のプロジェクト「K-TOWN」で整備されている建物のうちの１つだそうです。

黒部駅を出てすぐ右手にあり、ひときわ目立つ可愛らしい丸みを帯びた特徴的な外観の建物。内観も美しく、富山県の杉板を使用したアーチ状の壁に一同おお～っと一息！

グランドピアノも設置されており、天井も高くどこか海外のような雰囲気も感じました。ガラス張りの窓からは、黒部駅周辺を見渡すことができます。

普段は貸し会議室やイベント会場などで利用されているそうです。本日はこの施設で、

・テレワーク
・ワーケーションのオリエンテーション

を行いました！

今回はワーク会場となるホールのデスクとチェアを利用させていただいています。
（※K-HALL内にコワーキングスペースがあるわけではございません）

続々とワーケーションの参加者や黒部市の企業の方々が集まり、いよいよオリエンテーションの開始です。

――17:00
18の企業や個人事業主が集まり、総勢23名でのオリエンテーションになりました。
まずは各々自己紹介。そして武隈 黒部市長のご挨拶で１日目のオリエンテーションは幕を閉じます。

これまで多くの方にとって未知の土地であった富山県黒部市という場所の、歴史や産業、地域の人々の想いについて知るきっかけになりました。

――18:00
集まった方々と懇親会へ。会場は「魚の駅生地（いくじ）」。

富山県ならではの海鮮料理と、黒部市の企業の方が持ってきてくださった富山県のおいしい地酒をたしなみながら、話に花を咲かせます。

――21:00
楽しい時間はあっという間に過ぎ、本日の宿「ホテルアクア黒部」へ。

とても綺麗で清潔感のあるホテルで、室内も広々。デスクもあるので、パソコン作業もできそうでした。木の香りに包まれながら、電気を消して初日終了。
明日のワーケーションも楽しみです！

２日目　宇奈月温泉を堪能しながらのワークショップ

昨日の懇親会では美味しい地酒と地元の新鮮なお魚を楽しみ、身体も心も満たされました！
さぁ～2日目も富山を堪能して、ワーケーションを楽しむぞ！

2日目は朝から「ホテルアクア黒部」の朝食バイキング！

他の参加者ともバイキング会場でお会いして「昨日楽しかったですね～黒部のファンになりました！」なんて話をしながら、食べたいものを取っていたらとんでもない量になっていました。笑

――9:00
そして、本日のメイン会場の黒部峡谷の玄関口である宇奈月温泉エリアへと参加者全員で移動しました。

午前はフリータイムということで「黒部市芸術創造センター　セレネ」にてお仕事に集中！

昼からの街歩き前に終わらせなきゃという意気込みで、激早タイピングでマルチタスクをこなしました。

――12:00

お昼は「セレネカフェ」にて黒部の名水ポークカレーをいただきました！
お肉がトロトロで美味しかったです・・・。

ここでも、北海道にお住まいでフリーランスの写真家をされている方と北海道岩見市観光協会の方と相席をして仲良くなりました。普通に仕事していたら出会う事のできない出会いがあり、人との新しい繋がりができることもワーケーションの魅力だなと感じます！

――14:00

仕事もひと段落して、午後は宇奈月温泉の温泉街を街歩き！いざ出発！

宇奈月温泉は雪景色の山々に囲まれた温泉街です。
景色がとてもきれいで非日常な空間。街を散策していると、富山地方鉄道 宇奈月温泉駅の傍には温泉が湧き出る噴水が！初温泉あったか～い！

富山の地酒試飲場もありました！たくさんの種類があったのですが、勤務中なのでここはぐっと我慢…。「白エビのピリ辛干しお試しガチャ」で辛抱をして飲みたくなる前に退散！

更に歩を進めると、至る所に足湯がありました。宇奈月温泉は足湯が多いなぁと感じました。

ちょっと入ってみようということで本日初の足湯体験。宇奈月温泉のお湯は日本でも随一の透明度を誇る「つべつべ美肌湯」とのこと。美肌♪美肌♪

宇奈月温泉の名物「アルペンチーズケーキ」もいただきました（実はインスタで下調べしていた絶対食べたかったやつ）。口に入れるとすぐ溶けるチーズケーキらしいのですが、本当に溶けました。

宇奈月温泉に行った際は是非、召し上がってみてください！

自由散策の後、宇奈月ガイドの会の松木さんに温泉街を説明してもらいながら案内いただきました。
宇奈月温泉は大正12年に始まり2023年でちょうど100周年になるそうです。何とも長い歴史。元々未開の地であった場所を一大温泉地にしようと、約7km上流の黒薙から温泉を引き開湯したとのこと。

その先覚者となったのが山田胖で温泉街には立派な銅像が建っておりました。

――15:00
そして、今回の温泉街の散策ですが、ただ楽しんでいた訳ではありません！
実は散策には目的があり、
「街歩きを通して10年後、ワーケーションに来る人で賑わう宇奈月温泉のアイデアを考えよう！」というテーマで街歩きをしながら「宇奈月温泉100周年ワークショップ」を遂行しておりました。

早速参加者2チームに分かれて、ワーケーションで来た人たちで賑わう未来の宇奈月温泉ってどんなところだろう～とざっくばらんに話し合いを開始。

そして、皆で話し合ったアイディアをトークグラフィッカー山口さんに実際の宇奈月温泉の画像の上にイラストで描いてもらいました。

いざそれぞれのチームで考えたアイディアを発表です。

我々が発表したアイディアは「気持ちの切替が必然的に出来るワーケーション」。宇奈月温泉の魅力は何といっても至る所にある足湯♪足湯に入りながらワークしちゃおう！という発想です。

宇奈月温泉の観光に携わる地域の方々とも意見交換ができて、とても有意義な会となりました！

――19:00

そして、本日の宿は「グランヴィリオホテル宇奈月温泉」です。

2022年に改装されたばかりだそうで、館内はとても綺麗でした。お部屋もとても広々としていて和室の上にふかふかのベットが2台！

露天風呂付の温泉に入って疲れをとった後は、富山の名物料理が食べれる夕食バイキングをいただきました！地元の料理もたくさんあり、品数も多く全料理食べたかった～！

黒部ポークのしゃぶしゃぶやその場で焼いてくれるポークステーキ、のどぐろのあぶり寿司もありました。贅沢すぎる…！

後編へ続く

ワーケーション初心者の我々がドキドキしながら参加した「富山県ワーケーション」。普段のオフィスや在宅勤務では体験することのない内容の連続でした。

現地企業や参加者の方々との交流だけでなく、その土地の特産物、地域の魅力と触れ合うことで、自分のキャリアや働き方に関してとても刺激をもらい、オフィスで過ごす２日間と同じ２日間とは思えないほどの、密度の濃～い時間となりました。

プログラムも残りあと1日。後編にてレポートしたいと思います！

記事の制作にご協力いただいた在宅百貨さんの記事はこちらから

【潜入リポート！#12】富山県ワーケーションに潜入してみた！前編

【潜入リポート！ #12】 富山県ワーケーションに潜入してみた！後編

【徹底ガイド】富山ワーケーションの魅力は「3サ」？富山専門家が語るおすすめスポットと周辺グルメ

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