体験レポート

2021年8月3日(火)~6日(金)

夏休みの自由研究をしよう! 富山で3泊4日の親子ワーケーション

2021年8月3日(火)~6日(金)の4日間、富山県内にて親子で参加できるワーケーション体験ツアーを実施いたしました。

富山県内で初めての開催となった、親子ワーケーションのレポートをお届けします。

 

今回のツアーに参加していただいたのは3家族、12名(大人4名、子供8名)のみなさんです。

 

富山について学ぶワークショップ

1日目は主に移動がメイン。2日目から本格的にプログラムがスタートしました。

2日目の午前中は「富山県ってどんな県?」をテーマに、子供たちと富山県について学ぶワークショップを実施。これから3泊4日を過ごす富山の地形・食・天候・歴史について、クイズなどを通して楽しく学んでいただきました。

 

まずは自己紹介カードを記入して発表

 

ここで滞在中の自由研究として、「①おでかけ日記を書こう!」「②おもいで写真を書こう!」「③富山で美味しかったご飯を書こう!」「④魚津水族館で海のいきものを研究しよう!」という4つの宿題を配付しました。

 

 

夏休みの自由研究をしよう

午後からは魚津市の「毛勝(けかち)の郷 片貝シェルピース」にて、魚津埋没林博物館研究員による模擬授業を行いました。

 

 

魚津市が名所として知られる「蜃気楼」。蜃気楼についての説明を受けた後、実際に外へ行って蜃気楼の一種である「逃げ水」を見る体験をしました。

 

 

続いて実際に蜃気楼を発生させる装置を作成してみました。アクリルケースの中に、普通の水と濃い食塩水をそれぞれ入れて、ケースの向こうに置いた絵を見ると、上の水の層と下の食塩水の層の密度の違いで、蜃気楼のように不思議な見え方をするというもの。

子供たちは自ら作った実験装置で、初めて見る蜃気楼にとても驚いていました。

 

その間、大人は仕事に集中。家族旅行ではなかなかとれない、自分の時間を確保されていました。

 

雄大な自然のなかでの川遊びも新鮮

 

模擬授業の後は親子が合流して、片貝周辺にある河原で水遊び。

普段なかなか出会えない大自然に子供たちも大喜び。お天気にも恵まれ、のびのびと遊んでいました。

 

水族館で夏の思い出づくり

3日目の午前中は富山県唯一の水族館「魚津水族館」へ。富山湾の生き物や深海魚の展示のほか、大水槽で行われた餌やりショーには子供たちも興奮した様子で見入っていました。

 

手の角質を食べてくれるドクターフィッシュのユニークな展示

 

午後からは各家族ごとに「金太郎温泉」へ移動。

温泉内にあるプールで水遊びを楽しんだり、100%掛け流しの温泉を満喫したり、お部屋でくつろいだりと、家族だんらんの時間を過ごしていただきました。

 

富山で学んだことを発表

最終日には「渚泊魚津丸」にて、2日目のワークショップで配付した宿題を発表する「自由研究発表会」を行いました。子供たちが富山で過ごした思い出を、自由に創作して発表しました。

 

 

富山での自由研究を発表し合う子供たち

 

その後は「魚津埋没林博物館」を見学。埋没林とは、文字どおり埋もれた林のこと。展示されている埋没林を見て、その不思議について学びました。

 

魚津埋没林博物館の迫力ある展示

 

その間、大人たちは「渚泊魚津丸」で落ち着いて仕事

 

自宅とは違う環境で自由研究をしたり、アクティビティに参加することは、子供たちにとっても夏の思い出に残る経験になったのではないでしょうか?

 

ここで参加者の方からの感想を一部ご紹介します。

 

  • どのプログラムも子供たちはとても楽しかったようです! 普段の家族旅行だと「楽しい」だけで終わってしまうので、楽しみながら学べる機会がとても貴重だと思いました。
  • 子供をアクティビティに連れ出してもらえたので、その間に仕事を進められたことがすごく良かったです。夏休みに旅行気分が味わえて、子供が楽しんでくれて、仕事もさせてもらえるなんて、とても最高だと思いました。
  • 水族館や遊園地、博物館など、規模は大きくないものの充実していたことに驚きました。
  • 宿泊施設がある場所も自然豊かで景色が良く、さまざまな遊具もありました。部屋も広くて、清潔感がありました。

 

これからも学校の長期休暇期間などに合わせて、親子ワーケーションを企画していきたいと思います。今回参加していただいたみなさんも、またぜひ富山に遊びに来てくださいね!