体験レポート

2021年3月26日(金)~28日(日)

旅する薬剤師×富山の製薬会社が企画 薬剤師ワーケーションin富山

2021年3月26日(金)~28日(日)、「旅する薬剤師」の5名と、前田薬品工業株式会社の薬剤師2名による「薬剤師ワーケーション」が開催されました。

薬剤師免許の必要な、専門性の高い医療機関やドラッグストアなどで働くことが多い薬剤師。

 

これからの変動的な時代に対応し、新たなフィールドへ活躍の場を広げていける薬剤師を育成する取り組みとして、今回のワーケーションが企画されました。そのレポートをお届けします。

 

立山博物館で研修

 

まずは前田薬品工業・代表の前田さんもおすすめのスポットだという、立山町の「富山県【立山博物館】」へ。

 

学芸課・吉野俊哉さんの解説のもと、「立山の自然・文化・歴史と本草学について」を学び、参加者は薬剤師としての知識を深めました。

 

医薬品製造ラインを見学

「薬の富山」と呼ばれる富山県は、約70社の医薬品メーカーがあり、医薬品の生産拠点として高い評価を得ています。

 

 
前田薬品工業株式会社の立山工場で、医薬品製造ラインを見学し、富山の医薬品製造産業について研修を行いました。また、富山工場では化粧品の生産ラインも見学しました。

 

 

商品開発ワークショップ

 

2日目は立山町の「Healthian-wood」へ。前田薬品工業代表・前田大介さんによる「製品開発の事業化における理想と現実」のセミナーを受けました。

 

また、旅する薬剤師と、前田薬品工業の薬剤師による、薬剤師視点の商品開発ワークショップを実施。

新商品(企画)アイデアのブレストから、企画立案、発表まで、一日かけて行いました。

 

富山の医薬の歴史を学ぶ

3日目には、古い街並みのある岩瀬エリアへ。北前船など富山の医薬の歴史や、現在の街づくりを学びました。

 

 

これまで富山県が企画するワーケーションツアーにも、さまざまな形で協力してくださってきた前田薬品工業の皆さん。

今回は「薬剤師」にテーマを絞り込むことで、より仕事のスキルアップにつながる内容のツアーを組むことができたと言い、今後のワーケーションモデルの構築にも生かしていきたいと意気込みます。

 

今回のワークショップで生まれた新商品・企画が、実現する日もそう遠くなさそうです。