体験レポート
市電で富山をめぐる、味わう、学ぶ 3泊4日のワーケーションツアー
Posted : 2021.09.08
from : 富山県富山市
2021年7月14日(水)~17日(土)の4日間、富山県内にてワーケーション体験ツアーを実施いたしました。富山の街中や高岡の歴史ある街並みを楽しみながら、新しい学びや刺激を得られるツアーとなりました。その開催レポートをお届けします。
今回のツアーに参加していただいたのは、関東、北海道、中部から来てくださった7名のみなさん。20代を中心とした、行動力とエネルギーにあふれた方々にご参加いただきました。
市電を活用して富山をめぐる
1日目・2日目はフリータイムを多くご用意。各自ワークスポットで仕事をしたり、富山を満喫したりと、思い思いの時間を過ごしていただきました。
ワークスポットは富山市の街なかにある「喜代多旅館」、富山県美術館内にあるレストラン「BiBiBi & JURULi」、環水公園内にある「スターバックスコーヒー」、「富山市立図書館」など。みなさん、事前に当サイトなどでリサーチしてくださっていたようです。
仕事以外の時間には、富山市の中心部にある商店街や、風情ある街並みが魅力の岩瀬エリアなど。富山市内を走る市電で移動しながら、私たちが事前におすすめしていたスポットに足を運んでいただけました。
2日目の夜には、富山県美術館内のレストラン「BiBiBi&JURULi」を会場に、富山の魅力を紹介する講演を行いました。富山の歴史、文化、産業、地形、観光などについて知っていただくことで、今回のワーケーション体験ツアーがより充実したものになったのではないでしょうか。
講演後は参加者交流会を実施。参加者だけでなく地元の人とも交流し、親睦を深めていただきました。
ものづくり体験でリフレッシュ
3日目となる16日(金)には、「ものづくりの街 高岡をめぐるアクティビティツアー」を実施。
歴史ある街並みを歩いたり、国宝「瑞龍寺」を訪れたりと、高岡ならではのアクティビティを楽しんでいただきました。
「モメンタムファクトリー・Orii」では、銅板の着色を体験。「着色」とは薬品を塗ったり火で熱したりすることで、銅や真鍮に化学変化を起こし、あざやかに発色させる伝統技術。自分だけの色や模様に仕上がったコースターやトレイは、ツアーの記念に持ち帰っていただきました。
ツアーで感じたことをアウトプット
最終日の17日(土)には、砺波市へ移動し、「若鶴酒造」の酒蔵を見学していただきました。ここでは日本酒だけでなく、北陸で唯一のウイスキー製造も行われています。
見学後は今回のツアーを振り返るブレスト会を実施。参加者のみなさんが実際に富山でワーケーションをしてみて、良かった点・改善点を挙げていただきました。
そのうえで富山のワーケーションを快適に楽しめるような、バージョンアッププランをまとめていただきました。「当日までにZoomで交流会をして、事前に富山のことをもっと知りたい」「みんなで同じ民泊に泊まりたい」「富山の学生とも交流したい」といった、たくさんのアイディアをいただきました。
そのほか、参加者のみなさんからの感想を一部ご紹介します。
- 拠点とした富山市、富山駅前が思った以上にお店などがあって、仕事をしながらの滞在に困りませんでした。
- 人の良さ、ご飯の美味しさ、住みやすさ、自然も揃っているけれど、程よく都会ですごく過ごしやすかったです。
- 人が良くて居心地が良かったです。1泊延長して4泊5日にしましたが、足りませんでした!知れば知るほど行きたくなりますね。
これから開催する富山でのワーケーションがより魅力的で有意義なものになるよう、みなさんからいただいた意見やアイディアをもとに、今後もツアーやプランなどを企画していきます。また、今回のツアーをきっかけに、参加者のみなさんが継続的に富山とつながっていただけたらと願っております。