モデルプラン
新スポットから歴史ある街並みまで 富山の文化にふれるワーケーション【3泊4日】
Posted : 2021.03.30
from : 富山県富山市
県庁所在地である富山市は、富山県の中心にあり、県内各地にもほぼ1時間圏内で移動できるというコンパクトさが魅力です。Wi-Fiを完備したワークスペースも豊富にあるので、ワーケーションをするにもぴったり。
今回は、新しさと懐かしさが交差する、富山市のおすすめワーケーションスポット&3泊4日のモデルプランをご紹介します。
SOGAWA BASE
富山市の中心部・昔ながらのアーケード商店街に、突如として現れる現代的な施設が「SOGAWA BASE」です。2020年に1Fのフードエリアがオープン。富山県内各地から、個性豊かな11の飲食店や生鮮食品店が集まっています。
施設にはフリーシートが多数あり、地元の若手が腕を振るった食と一緒に、ベンチシートなどでくつろぎながら働くことができます。暖かい季節には広場のチェアに腰掛けて、まちを走る市電を眺めながらリモートワークをすることもできます。
ランチはインドカレー「KHUSHI」の旬の魚カレーを。富山にはインド人やパキスタン人も多く、独自のカレーカルチャーを育んでいます。KHUSHIのシェフは日本でも珍しい魚カレーの腕きき。SOGAWA BASE内の氷見直送の魚屋から富山湾の幸を仕入れます。
仕事のお供はスペシャルティコーヒー専門店「hazeru coffee」で。厳選した産地・農園の豆をオーナーバリスタが自家焙煎。さまざまなシングルオリジンコーヒーやブレンドコーヒーを比較して、気分や好みに合ったものを選んで購入できます。
「藤吉」では富山のものだけでなく世界や日本各地から、素材にこだわった美味しいものをセレクト。お土産にはもちろん、仕事・旅には欠かせないおやつも探してみてください。
喜代多旅館
「SOGAWA BASE」から歩いて約5分。「喜代多旅館」は、富山市中心部にある小さな旅館です。昭和24年開業の旅館を、当時の女将の孫にあたる現女将がリノベーション。古い建物をいかしつつも、快適に過ごせる宿として2019年にリニューアルオープンしました。
入り口を抜けると、人々が行き交うロビーが。モダンでクールな空間に、自然素材と伝統工芸の技をあしらったデザインを取り入れています。チェックイン・チェックアウトの手続きだけでなく、周辺観光の案内やスタッフとのコミュニケーションも楽しめます。
館内は共有スペースが豊富なので、客室以外での作業も可能。どこか心落ち着く和室、大きなテーブルのあるラウンジ、富山の街の雰囲気を感じられるカウンター…。いろんな場所を行き来すれば、仕事の気分転換にもなりますよ。
さらに、ビジネスの商談など多目的に利用できるミーティングルームもあります。お腹が空いたら、1階のレストラン「ビストロ・カドゥー」で富山の食材を使ったカジュアルフレンチを味わうのもおすすめです。
「市電」で富山市内を移動
富山市内を移動するなら、「市電」の呼び名で親しまれている路面電車を使うのがおすすめ。通勤や通学、買い物の足として、たくさんの市民に利用されています。
旅の玄関口である富山駅から、富山市西町エリア、駅北エリア、岩瀬エリアまで、あらゆるスポットに電車一本で移動することができます。電車に揺られながら、富山市の街並みも楽しんでください。
岩瀬町を散策
江戸時代から明治時代初期にかけて、北前船の港町として栄えた岩瀬町。今でも当時建てられた家屋が残っていて、レトロな風情ある街並みが人気です。海沿いには富山港を見下ろせる展望台もあり、穏やかな富山港を眺めていると、日頃の喧騒を忘れられそうです。
売薬宿 山キ
岩瀬町での宿泊は、一日一組限定の完全貸切宿「山キ」がおすすめ。この建物は江戸時代から続く売薬一家の自宅だったところをリノベーション。家族の思いと、富山の売薬文化の歴史を今に伝えます。
四季を感じられる趣のある庭や、広々としたベッドなど、贅沢にプライベートな時間を過ごせます。また、静かで落ち着いた雰囲気の書斎スペースは、仕事に集中したいときにおすすめです。もちろんWi-Fiも完備しています。
近年、岩瀬エリアはイタリアンやフレンチ、和食の名店が軒を連ねる「美食の街」としても注目されています。ぜひ街に出て、富山の食材を活かした料理を堪能してみてはいかがでしょうか。
富山市中心部の「SOGAWA BASE」と岩瀬エリアの「売薬宿 山キ」をめぐる、おすすめのワーケーションプランがこちら。富山の文化に触れて心を満たしながら、仕事にも前向きな気分で取り組める。そんな理想的なワーケーションが実現できるはずです。
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