モデルプラン
美食の町魚津で心も身体も健康に ウェルネスワーケーション【2泊3日】
Posted : 2022.04.02
from : 富山県魚津市
富山県の北東部に位置する魚津市は、日本のほぼ真ん中にあり能登半島の付け根あたりにある町です。
魚津市はその独特の地形がもたらす「水の循環」が豊かな自然を育み、この恩恵を受けた海や山の幸・農産物・果樹栽培…現地でしか味わえない豊富な食の恵みが自慢。そして、その新鮮な食材を使った美味しい料理を楽しめるお店が、町のあちらこちらに溢れています。
今回は、美食の町魚津のおすすめワーケーションスポット&2泊3日のモデルプランをご紹介します。
日本料理 海風亭
あいの風とやま鉄道線 魚津駅を降りて徒歩1分のところにある、「日本料理 海風亭」は創業1908年から100年以上の歴史をもつ料亭です。
富山の美味しいお水、富山県産のお米、そして魚津の厳選された食材にこだわり、魚津で生まれ育ち富山の食材を知り尽くした料理人が市場から仕入れた鮮魚を丁寧に調理。”魚津を伝える”を理念に代々受け継がれた、地元への想いがこもった郷土料理が楽しめます。
ワーケーション1日目のランチは、お店の人気メニュー「海鮮丼」。ハマチ、マグロ、イカ、サバ、アジ、タコ、カジキ…その時期しか味わえない富山湾の恵みをこれ1つで楽しめます。魚介の仕入れは季節によって変わるので、厳選された今一番美味しい海の幸を味わうことができます。
魚津を代表する郷土料理「ゲンゲの竜田揚げ」は、まんが「美味しんぼ」にも掲載された海風亭絶品メニューの1つ。表面はパリッと中はとろっとした食感が特徴です。富山湾の深海に棲む魚「ゲンゲ」は幻の魚と呼ばれており、富山を代表する食材として近年注目を浴びています。
魚津が生んだ漁師飯として人気の「バイ飯」は、富山湾で多く取れるバイ貝を殻ごと煮込み、その旨味たっぷりの煮汁で炊き込んだ魚津の郷土料理です。バイ貝の豊かな風味と富山県産のお米の旨味…ここでしか味わえない地元の炊き込みご飯です。
さらに、白エビやホタルイカなど富山を代表する食材を使ったお料理を、富山の日本酒と合わせて楽しむこともできます。魚津ワーケーションのランチ、ディナーにおすすめです。
毛勝の郷 シェルピース
魚津ランチの後は、魚津駅から車で15分の場所にある片貝地区へ移動。魚津の広大で豊かな自然に囲まれた片貝には、地元の旧校舎を利用したコミュニティセンターがあります。
教室として利用されていた部屋は、現在コワーキングとして利用できます。どこか懐かしさを感じる、明るく過ごしやすい空間でリモートワークもはかどります。教室のほかにも、図工室や理科室、家庭科室など目的に応じてそれぞれの部屋を利用することができます。もちろん、Wi-Fiも完備。
ワーケーションでおすすめの宿泊施設の紹介はこちら
渚泊魚津丸
ワーケーション2日目は、魚津の港町へと移動します。魚津漁港が運営する宿泊施設「渚泊魚津丸」は、港町にある一棟貸しの宿。目の前に広がる海で散策したり、周辺の観光スポットへも徒歩圏内で移動することができます。
1階の広々としたリビング&ダイニングスペースで、潮の香りと海風を感じながらリモートワーク。窓の外に広がる富山湾の景色を楽しみながら作業すると、新しいアイディアが浮かんだり、仕事にも前向きな気分で取り組むことができます。
お腹が空いたら、魚津漁協直営「魚津丸食堂」でランチ。地元の方が暮らしの中で食べている魚津の食卓をコンセプトに、毎日通いたくなるお店として地元の方に愛されています。
魚津埋没林博物館
リモートワークの合間に、「渚泊魚津丸」から徒歩2分のところにある「魚津埋没林博物館」を訪問。海の景色を眺めながらの散歩は良い気分転換にもなります。
「魚津埋没林博物館」は、国の特別天然記念物に指定されている魚津埋没林の展示と、富山湾に現れる蜃気楼の紹介を行なっている公立博物館。
“埋没林”、”蜃気楼”という自然が作り出す2つの神秘に触れることができる博物館。水中展示館では、出土した埋没林をその場所で体感でき、乾燥展示館では埋没林に直接触れることもできます。当時のままの姿で今も残る埋没林を眺めていると、心が癒されます。
エントランスホール内にあるカフェ「KININAL魚津埋没林博物館店」では、見た目にも色鮮やかなフルーツをふんだんに使った美味しいケーキが楽しめます。
イートインスペースでもある博物館の休憩所では、リモートワークやミーティングをすることもできます。
ちょっと気分を変えたい時、仕事のお供に美味しいスイーツとコーヒーが気軽に楽しめるのは嬉しいですね。自然の景観を眺めながら、穏やかな時間を過ごすことができますよ。
しんきろうロードでサイクリング
ワーケーションのアクティビティは、「しんきろうロード」でサイクリングがおすすめ。「しんきろうロード」は魚津市の海沿い海岸線を南北に走る道路の通称で、晴れた日には僧ヶ岳や毛勝三山の北アルプスの山並みを仰ぎ見ることの出来る、県内でも有数のドライブコースとして知られています。
海岸線沿いには観光スポットが点在しているので、サイクリングをしながらめぐることができます。市内ではレンタサイクルで電動アシスト自転車をレンタルできるステーションがあり、大人から子どもまでサイクリングを気軽に楽しむことができます。
さらに、蜃気楼のシーズン(3月下旬〜6月上旬)には多くの観光客が蜃気楼を見に訪れます。蜃気楼が見られる時期もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
魚津の海岸線にある「海の駅 蜃気楼」は、蜃気楼展望スポットにあるドライブイン。魚津や富山の特産品や、魚津漁港で水揚げされた鮮魚が販売されておりお土産を選ぶのにぴったり。朝市や浜焼きなどのイベントなども行われています。レンタサイクルの貸出スポットもあります。
地元に愛される飲食店がたくさん
富山県内でも有数の名店が集まる魚津市は、人口に対する飲食店数が全国トップクラスです。「美食の町」として食を支える町の飲食店は、地元に住む人々からも愛されています。
魚津で50年の老舗とんかつ屋さんはその名の通り「とんかつや」。長年地元の人々から愛されている知る人ぞ知る名店です。お店自慢のボリューム満点メニューは、サクサクの絶品とんかつに特製ソースが人気です。そのほかにも人気メニューがたくさんあるので、シェアして楽しむのもおすすめです。
ランチを楽しんだ後は、こだわりの美味しいドーナツとコーヒーがおすすめです。魚津市中央通りにある「どーなつとおやつのお店 bel tempo(ベルテンポ)」は、地元で人気の焼き菓子店。原材料に国産小麦、きび砂糖、魚津の新鮮な卵や果物を使用し、子どもも安心して食べられます。ぜひ商店街を眺めながら味わってみてはいかがでしょうか。
海と山と食の恵みで心も体も健やかに、魚津市の美食を心ゆくまで堪能できるワーケーションプランがこちら。あたたかい地元の方、魚津の食体験で、きっとまたこの町を訪れたくなるはずです。